090504 小蓮華逆Y字
5年ほど前、ここ小蓮華の逆Y字(直登ルンゼ)に行ったときはえらい目にあいました。上から下までデブリ地獄で、滑って降りたとは言えない状態でした。その時の宿題をやっと終えることができました。
最初の計画は、白馬沢を降りる予定。コンディション次第で逆Y字もありと。栂池から自然園経由で稜線まで登り上げ、そこから小蓮華山経由でドロップ。昨日の雪の状態から予想するに、標高が高ければよい雪に当たりそう。ただ斜面が南向きということで、日射の影響が気になるところ。
上空は高曇り、時折標高1900m付近に雲が湧く程度。何とかガスに巻かれなければ、よい雪が期待できそうです。濃い目のサングラスをかけているので暗く感じましたが、はずしてみると意外と明るく光量も十分、フラットライトにならずに済みそうです。
雪が柔らかく、稜線への登り上げもいつもより楽でした。念のため、ここからはアイゼンを付けて歩きます。ここまでくると白馬岳方面からの登山者がちらほら見られます。僕らは小蓮華山を目指します。

意外とアップダウンがある稜線。ニセ小蓮華がいくつも出現。のんびり行きましょう。

おそらく山頂。小蓮華山は2,3年前に山頂が崩落して、数m標高が低くなっています。以前来たときには標柱がありましたが、崩落により無くなっていました。
さて、逆Y字の状況はどうでしょうか?

雪面はきれいです。今日の気温と日差しなら、デロデロ崩れることもなさそうです。行ってみましょう!

さてドロップです。緊張の一瞬、まずはスキーカット気味に入ります。崩れなし。というか最初はやや硬め、しかしすぐに快適なザラメになりました。今日もポケロケ+Factor、しっかりエッジも使え調子いいです。安全地帯(ってもあまり無いのですが)で停止して後続を待ちます。

標高差900mほど、ずっとこのような斜度で落ちて行きます。時々落石もあるので、気が抜けません。雪はさらに滑りやすくなって、真っ白なザラメバーンが続きます。

逆Y字の分岐へ向けて。分岐の手前まで雪のコンディションは良好でしたが、石を踏まないように気を使いました。あまり休まず滑っているので相当足にはきていますが、白馬沢に出るまで頑張ります。Y字部分はスキーヤーズライト側を滑りました。
最初から逆Y字を狙っていたわけではなかったのですが、よいタイミングでした。地形的にデブリや落石の影響を受けやすい場所ですが、これらの影響がほとんどない状態でいい雪にめぐりあえたのはラッキーでした。晴れすぎないということも重要ですね。絶妙な天気に感謝。
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