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2010-09-11

冬用シェルターを考える

Lh2

それでも刻々と冬が近づいていまして。

9月の声を聞くと、何となく冬支度したくなってきます。さて、今回のお題はシェルター。先日宣言したとおり、来るシーズンはULバックパッキング的な要素を取り入れようと思っています。特に荷物が多くなる泊りがけの装備の見直しをしようと思っていて、重量的にインパクトの大きいシェルター(テント)について考えてみることにしました。

ちなみに、今使っているテントはアライテントのゴアライズ1です。↓これ

Imgp3740_r
ゴアライズ1 重量1550g

冬に使えそうなシングルウォールテントとなると、一般的にこのゴアライズか、パイネのゴアライトシリーズ。さらに軽量なゴアライトXシリーズ(1~2人用なら1180g!!)の名前が挙がります。

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ゴアライトx 重量1180g

このような所謂テントタイプでさらに軽量なものというと、何といってもモンベルのULドームシェルター1型。なんと700gです。ただし、通気性がない生地のため、積雪・凍結によってベンチレーションが塞がれる可能性を理由に、冬季には使うなという注意書きがあるようです。まぁ、自己の責任において、換気に気をつければ問題なく使えるでしょう。

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ULドームシェルタ1型 重量700g

で、ULな方々の装備を見ると、主に春~秋ですが、フロアレスシェルターをトレッキングポールを支柱に設営するのが一般的。シェルターは結露を考慮してタープは地面から浮かせて設置。代表的なものにGoLiteのShangri-La 1があります。

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Shangri-La 1 重量555g (写真のフロアシートはオプション)

さて、山スキーを楽しむには、テントタイプとフロアレスシェルター、どっちが良いのでしょうか?私は、場合によってはフロアレスシェルターのほうが適しているのではないかと思っています。

フロアレスシェルターには以下のようなメリットがありそうです。

・軽量である ⇒ スキーポールを使うことにより専用のポールを持つ必要が無い。
・火気の扱いやすさ ⇒ フロアが雪面なので、引火や焼損などの恐れが少ない。
・雪の調達のしやすさ ⇒ 水を作るときにフロアを掘ればよい。
・ブーツの着脱のしやすさ ⇒ フロアが雪面なので、シェルター内で着脱可能。

一方でこんなデメリットがありそうです。

・冷気や雪の進入 ⇒ 雪面との隙間あり。
・設営に手間がかかる ⇒ 自立しない・ポールが必要など。
・風に弱い ⇒ テントよりは弱そう。

が、そんなデメリットを解消しそうなシェルターがいくつか出ています。一つ目はOutdoor ResearchのLightHaven。フロアレスですが、シェルター内部底面の外周に沿って10センチほどフロアがあります。これにより、外部からの冷気や雪の進入は防げそうです。また、設営方法としては四隅をペグダウンしたのち、シェルター内部で可変長のスキーポールを突っ張りポールのように伸ばしながら立てるだけで完了。

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LightHaven 重量666g

そして二つ目はMSRのTwin Sisters。こちらはシェルター外の外周に沿ってフラップがついているので、これを雪に埋めればOK。設営方法もペグダウン数こそ違うもののLightHavenと同じ。こっちのほうが広いです。

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Twin Sisters 重量800g

まぁ、このあたりになると、モンベルのULドームシェルタ1型(700g)より重たくはなってしまいますが、居住空間の広さや、フロアレスのメリットを考えると、充分検討に値するんじゃないかと思っています。

まだ他にもありそうなので、調査継続予定...。

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コメント

みんな同じ様にいろいろ考えていると思います。
ただ、フロアレスって言う視点は盲点でした。
確かに以前、ツェルトで休憩時に片側を掘って椅子状態にしたので、二人用で片側を掘ってしまうのも手ですね。
もしくは、前面掘ってしまってテントでは出来ない屋根の高さを作り出せるかもしれません。
実は、今の所の有力候補がHERITAGEのエマージェンシードームなんですよね。http://www.heritage.co.jp/gear_models/zelt_em_dome.html
ツェルトの思想なので、床が開きます。
惜しむらくはポールをスリーブに通すタイプ。インナーフレームだったら迷わずなんですが・・・。

投稿: HOKUTEN | 2010-09-13 00:52

>HOKUTENさん

どうもです。ナイスな情報ありがとうございます!
いいですね、これ。長辺が出入り口なのがいいです。さらに底割れなのもgood。これで760gで自立式なのは魅力ですね。候補に入れておきます!

投稿: ritz | 2010-09-13 09:27

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