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2010-10-27

ライトヘブンを試す

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こいつに決めました。

10/11に武尊山に登るため、前日に武尊牧場入り。キャンプ場で一泊テストしてみました。冬用シェルター選びで悩んでいたのですが、ライトヘブンに決めました。他の候補とも悩んだのですが、

・軽量(本体は570g)
・正方形の形状が使いやすそう
・安い
・独特の形状が何となく心惹かれる

というのがまぁ、理由です。

まず手にした第一印象は、『生地が厚くて丈夫そうだな』ということ。正直このクラスの大きさのシェルターで500gを超えるのは超軽量とは言えません。もっと薄いペラペラの素材を使えば300g台は可能でしょう。ただ内部にポールを立ててテンションをかける構造を考えると、この素材では妥当な厚さなのかもしれません。まぁこの商品自体やや古いので、今時のセイル向けの素材を使えば、強度を保った上で軽量化はできそうですが。

で、建ててみたのが冒頭の画像です。建てるのは非常に簡単。地面に広げて、四隅をペグダウンして、中に入ってポールを伸ばすだけ。初めてでも5分くらい。ただ、当然のことながらペグが甘いとちゃんと建てられませんので注意です。積雪地だとアンカー取りに少し手間取るかもしれませんが、まぁ問題ないでしょう。

建ててみた外観の感想は、『ちっちゃいな、寝られるのか?』ということ。フットプリントの寸法は1.5m×1.5m。当然縦横には寝られないので対角線上に寝ます。対角線は2.13mあるのですが、壁が傾斜しているので有効に使えるのはもっと短いです。身長174cmの私が寝袋に入って仰向けにまっすぐ寝ると、足と頭がちょうど壁に当たるぐらいです。横向きに寝ると自然に少しひざが曲がるので、その状態では当たることもなく快適。結論としては充分寝られます。

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このように斜めに寝ます。

支柱としているポールは135cmに伸ばしてちょうどテンションがかかるくらいです。テンション調整が必要な場合も、ポールを伸ばしてやればいいので非常に簡単です。この他に四隅のループにテンション調整用のバックルがあるので、これを使って個別に調整することも出来ます。

さて、内部はとても広く使えます。まず頭上のクリアランスがあり、あぐらをかいて座っても圧迫感がありません。またポールも思ったほど邪魔にはならない感じです。むしろこの支柱に工夫して、物を掛けたりできそうで便利に使えるかもと思いました。そしてとても良いと思ったのは、対角線に寝床を敷いて残った三角形のスペースです。これが何だかとても広く感じました。物を邪魔にならずに置いておけます。

これまで使っていたゴアライズのフットプリントは1m×2.05m=2.05平米、それに対してライトヘブンは1.5m×1.5m=2.25m。約10%の増加なのですが、それ以上に広さを感じます。ゴアライズでは寝床を敷いて余ったスペースが約40cm幅の細長いスペースになるので、物を置いたり整理したりするのにどうも使いづらいのです。それがかなり改善されるように思えました。まぁ、冬装備で荷物が増えるとどうなるかわかりませんが。

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そして直接地面なので、火気も扱いやすいです。

入り口はジッパーだけ開けて出入りすることも、底のベルクロまで開けてフルオープンにすることも出来、状況によって使い分けられそうです。また、頭を出口側に向けて対角線上に寝ると、入り口を開けると寝たまま空を眺めることが出来るので、星空鑑賞にはちょうどよいです。実際やってみました。

換気口は上部に一箇所。これもジッパーで開閉できます。本体は通気性のない素材なので、開けておいたほうが無難。冬だと雪が舞い込みやすそうではあります。入り口のジッパーも上下から開けられるタイプなので、上部だけちょっと開けて換気口として作用させることは可能です。まぁ、でも盛大に結露しました。雨上がりの芝生の上に建てているので仕方がないです。夏は超吸水タオルが必須です。

それから、幸い(?)にも耐風試験もすることができました。当日は低気圧が通過して日本の東方で発達したので(プチ冬型)、山の上はかなりの強風でした。平均7,8mぐらいはあったんじゃないでしょうか。時折シェルターをバタバタと揺らせる波も来たのですが、テンションをしっかりかけて張ったせいか、不安はありませんでした。

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高い木の先端が、みんな左に流れているのがわかると思います。

とまぁ、全体的に好感触でした。積雪期では強固なアンカーがとれるかが肝でしょう。あとは伸縮ポールのサビや凍結による固着には注意ですね。伸びないと張れませんので。雪が降ったら実地練習でもしてみようと思います。

設置の容易さ、居住性、堅牢さは想像していた以上でした。日帰りツアーで持ち歩いてもいいかなと思わせる逸品です(今のところ)。ただ残念なことに廃番になってしまったらしいです。後継品(新素材で軽量化して)が出るといいけどなぁ。

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コメント

アンカーは肝みたいですが、よさそうですね。
恐らくフロアーが一番重くなるので、割り切るといいかもしれない。どの道エマージェンシーシートを持っていくのだし・・・。
意外と背も高いですね。

投稿: HOKUTEN | 2010-10-29 04:01

>HOKUTENさん

ども。
雪が締まっていけばむしろ強力なアンカーになるので、建てた直後は弱めに張っておいて、少し時間が経ってからテンションをかけるとかすれば良いのかもしれないです。
天井高は結構あります。かといって風に弱い感じはないですね、四角錐っぽい形状が良いのかも。

投稿: ritz | 2010-10-30 11:17

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