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2011-02-17

110206 秋田駒ヶ岳

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早朝速攻ご来光シリーズ

せっかくたざわ湖まで行くのですから、ぜひ秋田駒を滑ろうと考えていました。当初は厳冬期で天候も悪いだろうと予想して、山麓のツリーでも滑ろうと計画していたのですが、日に日によくなる天気予報を見て、行けるのなら山頂でご来光を拝み、滑ってこようという気になり準備。宿の朝食が7:00からなので、遅くとも7:30までに戻ってこられるようにプラン。

秋田駒へ至るルートは主に2つ、たざわ湖スキー場トップからアクセスするルートと、旧田沢湖高原アッスルスキー場を経由するルート。幸い宿が旧アッスルの目の前ということもあり、こちらのルートを選択。標高差は約1000m。最初は緩い登り、初見のナイトハイクということもあり、余裕を持って4時間の見積もり。日の出時刻は6:43のため、逆算して宿を2:30に出発することにしました。

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宿から徒歩0分で登り口。

まずは旧アッスルを登ります。当然真っ暗なのでヘッドライトをつけます。元スキー場のためライトで照らされる範囲は真っ白。起伏もあまりないため、平衡感覚が失われ、ちょっと気分が悪くなりました...。

さて、事前の調査では『秋田駒ケ岳ウィンターパノラマキャットツアー』なるものが運行されていて、8合目小屋まで雪上車(圧雪車)が通っているとのこと。そのルートが旧アッスル内を直登しているということで、楽できるかなと思っていました。

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予想通り、雪上車の跡を発見。営業していないスキー場とは思えないほどしっかりと圧雪された道が延々続いているのでした。これには行き帰りと大いに助けられました。

今日は快晴・月齢3日ということもあり満天の星空。夜空に痕跡を残すような大きな流れ星を3つほど見ました。風も弱く放射冷却で空気も足元の雪もピシっと締まっています。

1時間ほどで旧スキー場のトップに到着。ここから雪上車は林道に乗り換えて進みます。八合目小屋まで続いているはずです。でもそのルートをたどると遠回りになるし、八合目から先の男女岳までの地形が少し複雑で、GPSがあるとはいえナイトハイクには向かないと判断。すぐに林道と分かれ、直接男女岳に向かうルートをとりました。

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最初はいい感じのブナ林です。雪は熟成パウダー。帰りが楽しみです。

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標高1250mを超えると潅木帯になり、

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やがてハイマツ(と思われる)のシュカブラミックス帯になります。心配だったのはここから男女岳基部の台地までの登りです。風雪で相当叩かれているだろうから、スキーシールで登るのは困難だろうと予想していました。そのため、一応アイゼンも持ってきたのですが、思いのほか雪が軟らかく、シールがグリップしてくれたので助かりました。

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台地に登りあげると、田沢湖高原温泉街の明かりも見えます。

ここからは男女岳へ向かいます。最初はGPSを頼りに方向を決めていましたが、目をこらすと暗闇でもどーんと聳えているのがわかりました。ぐるっと回り込むように登りやすい斜面を探しながら登っていくと、ひょっこり頂上に出ました。火口の縁を回って頂上の標柱があると思われる場所に到着。出発からちょうど3時間。ちょっと早すぎたかな?と思いましたが、そんなことはありませんでした。

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盛岡市街の夜景を前景に朝焼けが始まっていました。空の色の美しさからいうとご来光の瞬間よりも、この時間帯のほうが印象深いですね。中央やや右に見えるピークは早池峰山です。これより1時間あまり、刻々と変化する空とそれに照らされる山々の表情はすばらしかったです。

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早池峰山。

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高層雲が赤というより紅色に染まっていきます。

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ダイヤモンド早池峰?

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頂上のミニモンスターも朝日で輝く。

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岩手山。

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乳頭山。

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八幡平。

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森吉山。

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岩木山?

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男岳の向こうに鳥海山。

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秋田駒の影が遠くの靄に投影されています。

いやー、登ってきた甲斐がありました。生涯ベストご来光かも?おかげで滞在予定時間をオーバーしてしまいました。急いで戻りましょう。

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男女岳の基部まではパックされた雪。BDドリフト君でも問題なし。

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台地から樹林帯までのオープンバーン。最初はやや固め、下に行くほどクリーミーになり、気持ちよく滑ることが出来ました。樹林帯は言わずもがなですね。林道に合流すれば、あとは雪上車のトラックをゲレンデのように滑るだけ。

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あっという間に温泉街に到着です。7:30でした。あ~楽しかった。さぁ、これから1日の始まりです。

◆今日のインプレッション(その1) Gecko Climbing Skin

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糊を使わない、チトーシートがいらない、温度変化に強い、という売りのシール。BDドリフト君に合わせて買いました。テール金具は純正を使わず、BDのものをつけました(板との相性も考えて)。

まず、チトーシートがいらないことのメリットは大きいです。片方づつたためるので、脱着時に無用にシールを雪にさらすことがありません。引き剥がすにも力は必要ありません。

今回雪は降っていませんでしたが、放射冷却もあり、かなり気温が下がっていたと思います。上の写真は頂上で剥がしたときのものですが、シール自体も硬くなることなく、しなやかで接着面につやがあります。確かに低温にも強そうです。

シールのグリップ力は問題なし。特別に滑りやすい雪でもなく、超急斜面もなかったこともありますが、以前から使っているBDとも大して変わりないように思います。

◆今日のインプレッション(その2) BDドリフト+SPORTIVA RT

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今回初めて本格的なツアーに使いました。登りのクライムサポートも問題ありません。ヒールピースを手で回すのにももう慣れました。サポートの高さも不満は無いです。また、トータル重量が軽いこともあり、切り替えしも楽。

下りも特に不満はなし。ハイマツシュカブラ帯でも負けずに滑ることができたので。ただ雪上車のトラック上でスピード上げると少し頼りない感じはしましたね。一度板をチューンしたいけどヒマがないなぁ。

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コメント

初コメントです 覚えてますか(笑)
あまりの写真の美しさに胸がつまり
涙が出そうになりました。

いつもブログを読ませて頂いてますが
体力と行動力には脱帽です。
お体ご自愛下さいませ...。

また、素敵な風景に出会えるといいですね。


投稿: ちょび | 2011-02-18 08:58

>ちょびさん

コメントありがとうございます。当日は本当に幸運でした。山頂はとても寒かったのですが、あっという間の1時間でした。こういう風景に出会えるから、苦労があっても向かってしまうんですよね。

※コメントをいただいておいて大変申し訳ないのですが、お名前が...m(_ _)m
コメントにメールアドレス(ウェブ上には公開されません)をいただければ、幸いです。

投稿: ritz | 2011-02-19 21:50

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