110813 美ヶ原・霧ヶ峰・八ヶ岳縦断ツーリング
いつ以来でしょうか。少なくとも、ロードバイクでは獲得標高3500mを超える山岳ツーリングは行ったことが無かったので、どれだけ疲労するか想像がつきませんでした。フロントはコンパクトドライブとはいえ2枚だし、このセットで激坂系はかなりしんどい思いをしていたため、不安もありました。
そんなわけで、1ヶ月ほど自転車通勤の機会を増やしてウェイトを4キロ落として臨みました(これだけのために絞ったわけではないですが)。
朝夜明けとともにほっとぱーく浅科を出発。荷物は最小限に絞り、重たい工具類はツールボトルに入れてなるべく低い位置に設置。飲料ボトルは一本ですが1リットルタイプのもの。途中補給ポイントはいくつもあるので、補給食もジャージのポケットに入る程度にしました。
気温18度。まずは快適な、でもほどほどにアップダウンのある道を武石峠への登り口に向かいます。脚はよく回りましたが、先は長いので力を使わないように意識しながらペダリング。
やっぱり早朝走るのは気持ちいい!空気は澄んでいるような気がするし、まぁ何より体がフレッシュ。
しかし、そんなさわやかさも、武石村に入ってからのだらだらとした登りにかかる頃には夏の日差しにかき消され、次第にいつもの火照った空気と路面に変わっていきました。本格的な登りはまだ先ですが、コースプロフィールを見ていて、ここのだらだら坂はボディブローのように効いてきそうだなぁと予想していたので、淡々と一定のペースでこなします。
いよいよ九十九折れ区間に入ると斜度は増しますが、思ったほどの激坂ではなく、27Tを温存して登っていけます。それにほとんど日影なのは助かりました。それでも距離があるので、次第に疲れてきます。
途中、白樺平なるところがあり、少し平坦になった場所に美しい白樺の林が広がっていました。ちょっとした別天地。これで池でもあったら、山小屋を建てたくなるような場所。止まりたいのを我慢して、一気に武石峠を目指します。ここから上は視界が開け、一段と気合が入ります。
そしてようやく美ヶ原高原美術館の入り口に到着。峠は少し先ですがここで一息入れてIWAを待ちます。めずらしくIWAは調子が悪いようです(ウェイトオーバーとか?)。
これで今日の最大の登り(標高差)はクリアしました。気分的には半分来たといいたいところですが、コース断面図を見ると、この先すずらん峠がちょっとイヤらしく思えてきました。
美術館の派手なオブジェを見ながら、峠を越えていきます。それにしても鮮やかな色です。毎年塗りなおしてるんでしょうか?年中野ざらしだから、汚れたり色あせたりするとおもうんですが。そのたびに作者がやってるのかな?それともペンキ屋に頼んでる?
このさきは細かいアップダウンの波状攻撃。コースプロフィールでチェック済みとはいえ、まだぁ?っていう感じで続きます。
それでもこんな風景が広がってたら元気も出ます。
そしてようやく、ドライブイン霧の駅が見えてきました。この近くにはグライダーの発着所があるようで、気持ち良さそうに飛んでいました。今日みたいな日は最高の眺めでしょう。
ドライブインで水を補給し、車山の脇を進んでいきます。
ちょっとした登りですが、ここの景色はサイコー。何だかツールの山岳コースを彷彿とさせるような景観です。
車山の駐車場から白樺湖畔までが下りになっていて、この区間が今日のコースのハイライト(楽で楽しいという意味において)でした。白樺湖で昼食。以前、真夏のツーリングで冷たいものばかりを食べて後で苦しんだので、お腹にやさしい暖かいそば。と、塩分補給という意味で漬物を食べて後半戦に備えます。
白樺湖から先、残りは細かいアップダウンもなく、すずらん峠と麦草峠の2発だけ、と思ったのですが...。すずらん峠が鬼門でした(やっぱり)。標高差としては350mとそれほどでもないのですが、途中2キロほどのほぼ直線の登りがあり、昼過ぎの炎天下で堪えました。日影か日向かで苦痛度が2倍は違いますね...。
峠にはこの標識があるだけ。
この先も国道299号への抜け道探しに苦労しました。別荘地にはダートも、とんでもない激坂も用意されているので侮れません。もしかしたらもっと下ったほうが楽だったかも。
でもまぁ、何とか国道に出て、あとは麦草峠を目指すのみ。ここは標高100m毎に標識があるので励みになります。斜度もきつ過ぎず、一定を保っているので割と登りやすい道でした。このころには高いところに雲が出て、さらに標高が上がって涼しかったのも助かりました。上からは多くのサイクリストが下りてきます。ヒルクライムメッカですね。
一段と斜度が緩んでくると峠は近いです。麦草ヒュッテ前で休憩。ここで食べたアイスがうまかった~。あとは下るだけという安堵感あり。
この先、国道141号までの約25キロのダウンヒルはスピードが出て結構スリリング。そしてさわやかな高原の空気から、ねっとりまとわりつくような夏の盆地の空気に変わっていきます。
最後までほとんど下り。いいコースです。国道を避け、田舎道をのんびりと。最後までばてることなく、心地よい疲れで終われそうです。やっぱり体重落としたのが良かったのかなぁ。
道の駅に帰着!待ってたかのように、大粒の雨が降りだしました。
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