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2012-03-02

120301 丹沢大室山BC

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また行ってしまいました...

前日の雪は、東京のはずれにある自宅では目測15cmの積雪。ここまで積もったのは何年振りか?そんな日の翌日は、やっぱり行くしかないという気持ちになり急きょ準備。前回よりは積もっているはず...。降りやんでから少し時間がたっているのが気になるけれど。

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で、久保吊り橋。周辺の駐車スペースには、平日朝5時だというのにやけに駐車車両が多い。止める予定だった手前100mほどの道路脇も先客があって停められない。そんなにみんな大室山のパウダーを狙っているのか!?とそんなはずはなく、今日は道志川の渓流釣り解禁日なのでした。

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吊り橋を恐る恐る渡る。ここは高さがあってほんと怖いです。想定外の大雪で落ちたりしないんでしょうか...。

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登山道入り口。当然だれも登っていません。ちなみに雪質はクラスト。湿った雪の表面が融けたせいでしょうか。

ここからしばらくは、

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こんなところや、

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こんなところを登っていきます。やっぱり前回より雪が多いです。登山道を外れてもちゃんと雪が着いているのでルートどりもしやすいです。

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天気も良いので登りもつらくありません。

1時間ほど登り、よしよし順調と思った途端、緊急事態発生!ちょっとした急登で踵がスカッと空振り!ん?ビンディングのヒールピースが無い!?後ろを見るとヒールピースが雪の中にゴロンところがっています...。

『終わったー』

思わずつぶやいてました。何が起こったかはすぐわかりました。板をインビス化していたのですが、そのビスが緩んで外れてしまっていたのです。緩み止め剤を入れてなかったので、振動や温度変化で徐々に緩んでいたのでしょう。4つのネジのうち、幸い前の2つのネジはありましたが、後ろ2つを紛失。

あーあ、このままツボ足で下山かと考えましたが、ちょっとまてよと。時間はまだ早いし、天気もいい。ルート上に特に危険な個所も無い。ここはひとつトラブル対処のトレーニングとして、手持ちの道具で応急処置をして、行けるところまで行こう。応急処置した道具でどれだけできるか、今後のために持つべき装備も見えてくるかもしれないし。

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で、実施した応急処置がこれ。無事な方からビスを一本拝借。それから無事なビスも全部増し締め。結構緩んでました...コワイ。工具は10徳ナイフタイプなので使いにくいし、ヒールピースの前2本のビスが、ビンディングの位置をずらさないと触れないのでとても苦労しました。しかも位置調整のビスがポジドライブ3番だったので、マイナスで無理やり。

戒め

・インビス化している場合、ビスの緩み止め剤は必ず使いましょう。

・使う前にビスが緩んでいないか点検しましょう。

・予備のビスを持ちましょう。

・ドライバーはやっぱり本職のものを。

結局1時間のロス。まぁ、それでもその後は順調に高度をかせぎ、標高も1000mを超えるといよいよ雪が深くなってきます。

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雪はクラストではなく、いわゆる重新雪。

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チビラッセルっぽくなってきました。

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だんだんと空も開けていい感じ。

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振り返ると樹間から遠く市街地(八王子?)が。

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そして標高1400m、ようやくブナ林の端に到着。

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写真だけ見ると、ここが丹沢とは思えません。

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ぶっとい!

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メロウな斜面。雪質も良くなってきました。

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おお、いい感じ!

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さぁ、最後のひと登り。北向きの斜面は、私基準でパウダーと呼んでもいい雪質になっていました。

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到着!山頂標識から推察するに、積雪は前回より30cmほど多く、70~80cmぐらい。今回の降雪ではおそらく50cmぐらいでしょう。今シーズンは寒くて、遠くから眺める丹沢山塊の頂は常に雪化粧していたので、根雪が20~30cmぐらいあったのだと思います。

こんなところに連れてこられたdpsはシアワセなのか?応急処置した板は、その後ビスの緩みもなく、問題なく使えました。滑りのほうが大きな力が加わると予想されるので、滑りは慎重に行きます。

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山頂は樹木に覆われて展望は芳しくないのですが、檜洞丸や蛭ヶ岳はすぐ見つかりました。あちらにも大室山同様ブナ林が残っているようですが、日帰りとなるとちょっと厳しいか。

さぁ、滑りましょう!ワクワクというよりドキドキです。ターンがほとんどできなかった前回の悪夢が...。どうなのか!?

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パ、パウダー!?いやもちろん本場のそれには遠く及ばないんですけど、丹沢パウダーと呼ばせてください!dpsも喜んでいます。

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板が走るってすばらしい!曲がれるってすばらしい!

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特にこのあたりの北向き斜面は良かったです、ほんとに。まぁ、小谷里山のおまけの一本みたいなレベルではあるんですが。

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登りでは気が付かなかった本日一番のビューポイント。遠く日光の山々も望めました。

さて、わずか標高差150mのお楽しみ斜面も終わり、残り900mは修行です。左右にあまり逃げ場のない尾根筋の道。それでも今回助かったのは、雪が良く滑ること、重雪といってもターンに支障がないこと、何より積雪量が多くて切り株にヒットしにくいことです。

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こんなところ滑り降りるのいやですよねぇ。でもツボ足よりましです。幸い地上に露出している岩石はほとんど無いのか、ゴリッとやっても木の根か切り株なので、板のダメージはあまりありません。ただ、とってもびっくりします。

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そんなわけで、何とか板を履いたまま降りてくることができました。板も問題なく、応急処置したことをすっかり忘れて普通に滑ってきてしまいました。

楽しかった!

最後にトラックデータ。

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スキー(山)」カテゴリの記事

コメント

コンディションの見極めの難しい山を楽しめたときの喜びは本当に大きいものですよね。

インサートビスは私も今期から導入していますが、緩み止め剤は弾性エポキシを使っています。
http://www.toolfirst.jp/epoxy/k_mos8.htm
ビスの周囲の半分くらいの面積に薄く塗りつけ、完全硬化後(とはいっても弾性なので柔らかい状態)締めていくといった使い方です。

シーズンインしてから、2回の山行ごとに1回増し締めを行いました。3回目くらいの増し締め後は馴染んだようで緩みはなくなりました。

ご参考になれば。

投稿: kou | 2012-03-02 13:31

ども!

ありがとうございます!そうですね、今回は天気も良かったので爽快でした!

なるほどー、接着剤で固着させるわけではなくて、硬化後の弾性を利用するんですね。ちょっとホームセンターを覗いてみます。

投稿: ritz | 2012-03-02 21:39

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