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2012-03-29

120318-20 日光沢温泉・鬼怒沼・丸沼 -第3日-

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いざ、丸沼へ。

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私の好きな時間帯。東の空のグラデーションの中に、27日の月、逆三日月とでも呼べばいいんでしょうか?その月の鋭さが余計に寒さを際立てているようでした。あまりに寒いのでテントの開口部から頭を出して撮影した一枚。

さて、最終日のレポートを書く前に、今回の泊り装備についていくつか。

◆フロアレスシェルター (ファイントラック ポットラック)

シェルターは今回初めてフロアレスにしたのですが、雪上キャンプには持って来いだなという印象。

  • 出入りしやすい(スキーブーツのままドカドカ入っていけます)
  • 雪の確保は掘ればいいだけ
  • 火気も扱いやすい(床を気にする必要なし)...換気はしっかりね
  • 外部からの冷気はシェルターの裾を雪に埋めればシャットアウト
  • 内側の霜は撤収時に裏返せばすぐ取れる
  • 軽量(ポットラックの場合、幕だけなら700g!)

いいことだらけです。雪の上にものを置くので濡れるという心配がありますが、濡れて困るものは防水袋に入れておけばいいだけなので、床全体が布で覆われているより合理的かと。さらに、今回のように低温環境下では水濡れしにくいので、あまり気になりません。ただ、雨が予想されるような暖かい時期は、水没しないように立地場所など選定する必要がありますね(これはテントも一緒か)。

冬こそフロアレス!

◆ガスバーナー (SOTO SOD-300)

次に、ガスバーナー。今回初めてSOTOのマイクロレギュレーターストーブ SOD-300 を持って行ったんですが、これが微妙。幕営してすぐ使ってみたんですが、火が弱くすぐ消えてしまいました。まぁ、低温化でガスが弱くなることは承知しているんですが、一応低温対応を謳っているし、まだ気温が下がりきる前だったので意外でした。以前プリムス使っていた時は同じような条件でも問題なく使えたんだけどなぁ。

実際、えむとらの持ってきていたプリムスは問題なく使えていました。試しにプリムス缶にSOD-300を付けてみたら...、ちゃんと燃えるんですねぇ。つまり問題はガス缶にある?ちなみにSOTOのガス缶はプロパン,イソブタン,ブタンのミックス(混合比比不明)、プリムスはブタン(75%),プロパン(25%)です。SOTOのガス混合比が知りたいですね。

一晩シュラフに入れておいたら、翌朝は元気に燃えていましたが...。気になって帰宅後にSOTOとプリムスの低温時燃焼試験をしてみました。ガス缶を冷凍庫(-20℃)で冷やして着火。それぞれ常温時よりは火力が弱いものの、同レベルの燃焼でしたねぇ。となると現場で使えなかった原因がちょっとわかりません。原因がわからないと、SOTOを持っていくのは躊躇しちゃうなぁ。もう少し探ってみます。

さて、道具インプレの話はこのぐらいにして。

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朝です。

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今日もいい天気になりそうです。

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朝食をとったら、散策に出かけましょう。

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風紋もこうしてみると、何か等高線のような。

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昨日は雲で見ることができなかった燧ケ岳も姿を現しました。

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ちょっと森に分け入って、鬼怒沼東方にある無名峰に登ってみましょう。

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やっぱり、密林が似合いますなぁ。

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ピーク付近は立ち枯れた樹木が林立していて、ちょっと独特の雰囲気です。おかげで展望も効いて、いつもあまり目にしない山々が望めました。さらには、幕営地奥にお手頃な滑走好適斜面を発見。丸沼に抜ける前に立ち寄っていくことにしました。

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それじゃあ、幕営地を綺麗に片づけて、出発しましょう!

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樹林帯を抜けて小尾根を登りあげると。

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おお、良さそうな斜面じゃないですか。

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今回のツアーで初めての滑走らしい滑走。まぁ、雪質はガリの上に湿雪なんですが...。

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あとは谷沿いに滑って登り返し地点へ。ここで12時。丸沼からのバスの時間は18時過ぎだけど、余裕をもって早めに行動しましょう。昼食をとり登り返しスタート。

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登り返しは標高差350m程度。燕巣山から湯沢峠へ続く稜線へ。

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高度を上げて振り返ると、加仁湯付近の橋が見通せました。

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鬼怒沼方面。ちょっとだけ雪原が見えています。

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そして前方には丸沼と丸沼高原スキー場のコースが。

さて、ここから丸沼へ下るのが本日の核心。下りられないってことはないにしても、変な地形にハマって登り返しとか、時間をロスするのは避けたい。まぁでもよくわからないのでとりあえず滑ってみることに。

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と、南面がザラメ化して結構気持ちの良いバーンになっていたりして、思わぬところで楽しめました。後は深い沢に入り込まないようにトラバースの連続。今日の雪は結構滑るので、トラバースも苦になりません。狙った通りのラインで行けると楽だし、気持ちいいよね。

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やっと安心して滑れるような広い沢に出ました。ここもザラメでよく滑る。

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思ったよりあっさりと丸沼温泉の裏手に出ました。一帯は除雪が入っていて、営業してるのかと思うほどでしたが、開業準備中でしょうか?

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おお、ドーンと目の前にそびえる四郎岳。去年滑った東面が良く見えるじゃないですか。こちらからアプローチするのもありですね。

丸沼湖畔で一息入れた後、もうひと頑張りです。ここにきて道路を歩くのは精神的に応えますね。幸いほとんどシールで歩けましたが、重い荷物背負って平行移動って、登りより疲れるのは気のせいでしょうか。

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国道120号に出ると、除雪が進んでいて板を履いて行けないので、山の中を突っ切ってゲレンデへ。

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営業終了間近のガラガラのゲレンデを快適に滑って到着!16時45分。バスには余裕をもって間に合いました。ツアーの余韻に浸りながら荷物をまとめます。 

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18時15分。スキー客が帰ってひっそりとしたスキー場に本日最終バスが到着。鎌田乗り換えで沼田駅まで。そこからJRで新前橋へ。

雪には恵まれなかったけれど、充実した3日間のツアーでした。

最後にトラックデータ。

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