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2012-06-23

120616-17 前日光・井戸湿原・横根山

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梅雨の晴れ間のハイキング。

そろそろ末っ子も6ヶ月。家族揃ってやさしい山歩きをすることにしました。行先はあまり行ったことの無いエリアで、標高高いところまで車でアプローチできて、アップダウンが少なくて湿原なんてあったらなぁ...という欲張りな要望を叶えるべく、地図を眺める。

で、ありました。前日光高原。だけど前日光なんて聞いたことない。実際、確かに日光の前に位置することは間違いないのですが、あまり山としての繋がりは感じられず、まぁ有名どころの名前を拝借したイメージ。どんなところなのか?

天気予報はすぐれない週末でしたが、日曜日の曇り予報に賭けて行ってきました。

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前日光高原は標高1200~1300mの山中に拓かれた牧場になっています。その中心施設が写真中央にある建物『前日光ハイランドロッジ』です。ここは簡易宿泊施設になっていて、土曜の夜はここで泊まりました。

部屋はスキーヤーズベッドのような4人部屋と、大人数用の和室(宴会場のような大広間を襖で区切ってある)があり、和室に泊まりました。お風呂は温泉ではないと思いますが日帰り入浴もできるようです。食事は別棟のバーベキューハウスで、夕食は鉄板でバーベキュー、朝食は和食(民宿や旅館で出るような)でした。他に宿泊客も無く、食事の時間やチェックアウトの時間など、かなり融通してもらいました。子連れにとってはありがたかった!

土曜は予報通りしっかり雨が降りましたが、日曜朝にはあがって高原散策へ。

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まずは牧場内の林道を歩きます。ここは一般車は通行できないので、車を気にすることなくのんびり歩いて行けます。まずは象の鼻展望台というところを目指します。

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こんな感じでゆるゆると登っていきます。

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辺りは牧場なので、こんな風景が広がっています。しかし肝心の牛がいません。ロッジのご主人の話では、今年は放牧していないとのこと。やはり原発事故の影響だそうです。牛のいない牧場っていうのもちょっと寂しいね。

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子供たちは各々マイ探検棒をゲットし、あちこちを突きまくる。あちこちに水の流れがあって、よいアクセントになっています。

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少し標高が上がって、日光の山々が見えてきました。中央が男体山。いつもは雪のある山を展望することが多いので、こうして夏山の姿になるとちょっとわかりにくい。雪が積もってると山体の微妙な起伏とか植生の違いがあぶりだされるから、山の特徴が遠方からでも掴みやすいんだなぁと実感。

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こちらはヤマツツジ。山中でこんな花を見たらレンゲツツジだと思っていたのですが、ここのはヤマツツジとのこと。両者の違いは何だろう?ココを見るかぎりでは、今まで見てきたのはほとんどヤマツツジのような気がする。

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そして恒例のセミシリーズ。エゾハルゼミです。午前中からお昼にかけて、盛大に鳴いていました。これは鳴かないメスですが。見た目はツクツクホウシを一回り小さくした感じ。体の色も形も似ています。ちょっと飛ぶのが下手なのか、敏捷性はあまりないようです。

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出発して1時間ほどで象の鼻展望台に到着。

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その名の由来はこの巨岩。礼文島の猫岩を裏から眺めたのとも似てますね。

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ここは日光連峰から関東平野までの展望がよいのですが、平野方面は靄ではっきりせず。遠くに連なるのは赤城山。

この展望台から次なる目的地、井戸湿原までは山道。

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ヤマツツジトンネルを歩き

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小さな橋を渡り

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ときには戦いを経て

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到着した井戸湿原。このころにはすっかり夏空に。

この湿原、気に入りました。

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小川の流れ具合とか

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樹木と花と木道の曲がり具合とか、規模は大きくないし、派手さは無いんですけど落ち着く空間になっていました。

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ここでお昼。

湯沸しにまたカルデラコーンを使ってみました。エスビットミリタリーの1/3ぐらいのかけらで400ccのお湯を沸かすことができました。やはり静かなのはいい。だけどあまりに静かでお湯を沸かしていることを忘れてしまうので、特に子供がいる場合は要注意。ガスバーナーの燃焼音は危険を知らせる警告音として機能していると言えるかも。

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お昼寝する人あり。

今回は2歳の次男のハイキングデビューでもあったのですが、予想していたより力強く歩いてくれました。特に山道に入ってからは好調で、滑ったり転んだりしながらも自分の意志で先へ進んでいるようでした。兄貴より強いかな?

帰りは湿原を一周し、本日最高峰の横根山に寄って行きます。

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乾燥気味だった西側に比べ東側には湿原から流れ出る川があって、周囲は苔の多い湿った森になっています。こんな風に変化があるのも楽しい。

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苔ワールド

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最近購入した樹皮ハンドブックで木の種類を調べる。この本、なかなかよいです。樹皮のタイプで分類され、葉の形状も載っているので、素人でもそれなりに見分けがつきます。コンパクトで携帯に便利なのも○。

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そして本日最大の登り。といっても標高差わずか50mあまり。

ここで横根山の偽ピーク(無線中継施設がある)に騙されて牧場側に下ってしまい、もう一度登りかえすはめに。次男はここでギブアップ。今までそんな素振りは見せていなかったので、彼なりに区切りのいいところまでは頑張ろうと思っていた模様。ここまで距離にして4キロ。よく頑張った!

ようやく背負ってきたチャイルドキャリアが役に立つことに。ザック容量が大きくて選んだOsprey Poco Premium。今日は妻が末っ子を抱っこひもで抱っこしているので、荷物はすべて私持ち。次男を乗せ、荷物満載となったキャリアはさすがに重かった。ようやく登山が始まる感じ?

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で、肝心の横根山は灌木に覆われていて展望が芳しくない。石の上に上がったり、手を伸ばして写真を撮ればそれなりに見えますが。長居することもなく牧場へ下ります。

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牧場の林道へ出てしまえばロッジは近い。夕日を浴びながら戻ります。何だかんだで一日中楽しめました。大人だけだと物足りないかもしれませんが、小さい子供のいるファミリーにはちょうど良いコースだと思いました。

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あの飼葉桶に牛たちが戻ってくることを願っています。

最後にトラックデータ。

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