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2012-11-09

121026-27 武尊山 (2)

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雨、のち紅葉。

夕暮れはなかなかドラマチックだった。夕焼けは雲に阻まれてしまったが、雲の隙間から射す西日が、周囲の山々を立体的に浮き上がらせてくれた。

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笠ヶ岳と至仏山。

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西山とはるか遠くに燧ヶ岳。山肌に映る雲の影がおもしろい。

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少し早いが、夕食の準備にとりかかる。元々食事はアルファ米で済ますつもりだったが、朝食を買うために寄ったコンビニで1人前のキムチ鍋の素を見つけた。これはいいと思い、その場で豚肉小間切れと豆腐を具として調達。豚肉はこのような密封小分けパックで冷凍されているので、そのままザックに放り込んでおけば自然解凍して使えるようになる。なんとも登山向きの食材だった。どこのコンビニにもあるのかはわからないが、冬もこの手で気軽に鍋の食材が調達できそうだ。

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なんだかよくわからないが、季節限定のビール風飲料も買ってみた。ちょっと濃厚な味ということだけはわかった。

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心配していた天気も、もうしばらく持ちそうだ。

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そして夜景が広がり始める。今回はいつもの防水デジカメではなく、SONYのRX100を借りてきた。暗い所に強いと聞いていたが、手持ち夜景はすごい。よくみれば少しブレてるが、雰囲気は十分でている。特に設定をいじることなく、フルオートでこの出来だ。

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これまたフルオートで撮ったもの。月の光でまるで日中のように映る。

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極めつけがこれ。空の星も、テントの色もくっきりと表現している。バリバリの画像処理が入っているが、かえってそれが味のある画になっている。写真は撮りたいが、あまり手をかけずにそれなりに撮りたい人にとってはありがたい性能といえる。おそるべしRX100。

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えむとらはランタンを持ってきてくれた。装備をぎりぎりまで削って荷を軽くするのもいいが、余裕があるならこういう小物を持ってきたほうが、何かと楽しく過ごせると再認識。冬の装備も少し快適志向のアイテムも再考したい。

その後、ついにガスに覆われ、食べる物もひと段落したところでテントに入った。午後8時ごろだと思う。夜が更けてからサーッと霧雨が当たるような音がしばらく続き、雨が強くなったのは午前0時過ぎだっただろうか。

翌朝、午前5時ごろに目が覚めた。雨音は聞こえない。しかし、テントから顔を出すとガスガスで外に出る気にもならず、結局6時過ぎまでゴロゴロしていた。

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結局、雪にはならなかった。風もなく、割と過ごしやすい天気ではあった。

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朝食をとったのは午前7時ごろ。外で食事がとれたのは助かった。

最初の日帰り登山者は午前9時ごろだったか。こんな天気にもかかわらず、続々と登ってくる。彼らに聞いたところによると、ずっと下からガスっているらしい。ちょっと下れば、もしかしたら雲を抜けられるかも、と期待していたが甘かったようだ。

天気待ちをしても仕方がないので、10時前に下山にとりかかる。本当であれば、川場谷を横目に爽快な尾根歩きができるはずだったが、数メートル先しか見渡せない。斜面の偵察もしたかっただけに残念。

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まぁ、絵になるといえばそうだが。

高手新道は剣ヶ峰の周辺が細尾根になっている。積雪期には少し気を遣いそうな雰囲気だ。方角的に大きな雪庇も発達するだろう。

晴れていたら気持ちいいだろうなぁと思いながら歩き続け、川場スキー場に沿うようになってようやく樹林帯に入った。ゴールの武尊キャンプ場までは意外と距離がある。しかし、ここからが今日のハイライトだった。

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霧の落葉松林にしだいに紅葉した広葉樹が混じるようになってきた。

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ガスも抜けてきた。

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赤・黄・緑のトリコロール。

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空も明るくなってきた。

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この道いい!

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こういう小さな草木まで染まっている。

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黄色い絨毯。赤もいいが、やはり明るい黄色があってこそ映えるのだと思った。

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この素晴らしい森を抜けてしまうのが惜しくて、あと少しでゴールというところでゆっくり腰をすえて休憩することにした。旅の余韻を味わう。

高手山を下り、ダブルトラックの作業道に出ると、なにやら小屋がある。もしや、と思って行ってみると。

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やはり、Powder Searchでお世話になっている気象テレメータ設備だ。武尊高原という地点名で雨量と積雪量を観測している。

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右側が雨量計。左側上部の下向きに取り付けられている装置がおそらく積雪計だろう。

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作業道を下りきると広場に出る。以前は武尊高原キャンプ場だったところだ。現在はサバイバルゲームのフィールドになっている。今シーズンは営業を終了したようで、ひっそりとしていた。ここからは舗装道路をゲートまで下る。

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ゴール。

夜中に雨に降られてしまったが、おかげで鮮やかさを増した森を歩くことができた。昨日は景色の良い山歩きをして、夜の山頂からの景色も堪能できたのだから、言うことはないだろう。やはり武尊山はいい山だ。

最後にトラックデータ(2日目はGPS電源入れ忘れでトラックが切れている)。

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