« 超軽量BC用ポール -Broad Peak Carbon Pole- | トップページ | 121228 尾瀬岩鞍・西山BC »

2012-12-01

121123-25 上野沼キャンプ場・つくばりんりんロード

P1060183_r

筑波山麓でキャンプ&ツーリング

雪山シーズンが始まる前に、行っておきたかったサイクリングロードがあった。つくばりんりんロードである。かつて、現JR水戸線の岩瀬駅と常磐線の土浦駅を結んでいた筑波鉄道というローカル線があり、その跡地がほぼ全線サイクリングロードになっているという。平坦で40キロという距離は、子連れサイクリングには長すぎず短すぎず丁度良い。近くのキャンプ場を基点に楽しむことにした。

P1070170_r

キャンプ場は上野沼やすらぎの里という公園内にある。桜川市が運営しており、オートキャンプサイトが1泊2100円と非常にリーズナブル。管理人の方もとても親切で、いろいろお世話になった。施設は清潔で心地よい。りんりんロードの起点であるJR岩瀬駅に近く(といっても車で10分ぐらいかかる)、ここに2泊して、中日にサイクリングロードを走ることにした。

さて、りんりんロードだが、距離が40キロなので大人なら2時間かからない。往復しても半日の行程だ。しかし、子連れとなるとそうはいかない。片道で一日終わってしまうので、帰りは車か電車を使うことになる。当初の予定では早朝に車を土浦駅へデポしに行き、電車を乗り継いで戻り、キャンプ場から自転車で出発するつもりだった。これなら帰りは車で無駄が無い。しかし、初日の到着が遅れたこともあり、早朝の車デポは断念。自転車を車に乗せて岩瀬駅まで行き、そこから自転車で出発。帰りは土浦から電車で戻り、置いてきた自転車を車でピックアップすることになった。

P1060071_r

スタート地点。岩瀬駅の南側に、かつての筑波鉄道の跡地とみられるスペースがあり、駐車場とトイレが整備されている。このように駐車場とトイレがセットになった休憩所がコースの数か所に配置され、サイクリングロードを走りやすくしている。

P1060077_r

走り出すと、まさに鉄道の道だ。電車の先頭車両に乗っているような景色である。路面は目の細かい舗装となっていて静かで振動も少ない。

P1060080_r

緩やかにカーブを描きながら畑の中を行く。

P1060094_r

障害物が無ければ、当然道はまっすぐだ。遠くに筑波山が見えている。今日はこの山の裾野の西側を北から南へ回り込むようにして走る。

P1060100_r

稲刈りの終わった田んぼとすすきの野原、紅葉が進む丘陵地帯。まさに里山の風景だ。このあたりでは筑波山に目が行きがちだが、標高200~300mの小山がいくつもある。そこに谷戸が切り込んでいる様は、我が地元の多摩丘陵と通じるものがある。どうりで居心地良く感じるわけだ。

P1060101_r

途中、駅のプラットホームの跡がいくつもあった。たいていはベンチが整備され、木が植えられて公園のようになっている。その中でもトイレや駐車場が完備されているところを休憩所と呼んでいるようだ。

P1060108_r

10キロほど走って、真壁という集落にある休憩所に到着した。ここの休憩所は道中で一番立派だった。周囲の町並みも何となく歴史を感じるものだったが、かつては真壁城という城があり、歴史的建造物が多くあるようだ。次に訪れる時にはゆっくりと町めぐりもしてみたい。

P1060141_r

次の筑波休憩所までは横に筑波山を眺めながらのサイクリングとなる。一部一般道と合流する部分があるが、概ね田んぼの中の一本道だ。

P1060153_r

サイクリングロードには、当然車道との交差点がいくつもある。手前数メートルには注意を促す凸凹加工された路面があり、車道との境界には車止めがある。この車止めの間隔は広く、二人乗りのチャイルドトレーラーでもそのまま通過できた。これが自転車一台がやっと通れるような車止めだと、トレーラーは諦めなければならない場合もあるので良かった。

交差する道路も基本的に交通量が少なく、ゆっくり走っている分にはストレスは無かった。ロードバイクで高速巡航したい人にとっては煩わしく思えるだろうが、そういう人たちはサイクリング道路ではなく、普通に車道を走るほうが安全だと思う。サイクリングロードにはサイクリストだけでなく、歩行者も多い。

P1060161_r

出発から2時間ちょっとで全行程のちょうど中間地点にある筑波休憩所に到着。ここでお昼にした。

多くのサイクリストがここを起点に走っているようだ。筑波山ヒルクライムの登り口でもあるからか。周辺はサイクリングロードに限らず自転車で走りやすい道が多いので、様々なコース取りが可能だろう。

残り20キロ。電車の時間は問題ないが、やはり日没前には土浦駅に到着したいところ。あまり長居せず出発することにした。

P1060179_r

路肩には1キロおきにこのような距離表示がされている。

P1060212_r

そろそろ日も傾いてきた。すでに25キロを超えている。さすがに長男も少しペースダウンしてきた。周囲は土浦市街地直前まで田園地帯が続く。

P1060217_r

休憩所のイチョウが周囲を黄色く染めていた。

P1060238_r

残り2キロになって、ようやく住宅地に突入した。ここから一気に都会に入る。少しペースを上げよう。

P1060242_r

さぁ、ラストスパート。

P1060243_r

まもなくゴールだ。日没も近い。

P1060245_r

16:20に土浦駅到着。よく頑張った!休憩を入れて約6時間かかった。

土浦はとても立派な大きな駅だった。ここから常磐線~水戸線を乗り継いで岩瀬駅に戻る。自転車3台は駐輪場に置き、チャイルドトレーラーをストローラーモードにして電車に持ち込んだ。

P1060248_r

念のため先頭車両の端に乗り込む。乗客が少ないので無理なく持ち込めたが、都心部では厳しいだろう。

P1060249_r

岩瀬駅到着。

今回初めて廃線跡地を利用したサイクリングロードを走ったが、とても良いものだと思った。というのも、川の堤防に作られるようなサイクリングロードに比べて、景色の変化に非常に富んでいる。鉄道は町と町を結んでいるので、山沿いの地区を走ったかと思えば、だだっ広い田園地帯を走り、時には町の路地裏のようなところも走る。それも車を気にせずに走れるのだ。

同じようなサイクリングロードは他にも各地にあるらしい。西日本に多いようだが、ぜひ走ってみたい。

最後にトラックデータ。

Track_121124_r

|

« 超軽量BC用ポール -Broad Peak Carbon Pole- | トップページ | 121228 尾瀬岩鞍・西山BC »

自転車(ツアー)」カテゴリの記事

コメント

ふ~~ん、廃線跡利用か~。
30ウン年前は、サイクリングロードといえば川沿いか湖岸と相場が決まっていたけど、時代の流れかね~~。

なんにせよ、街の近くを通るのはいいね。直線的かつ勾配変化が少ないのも、のんびりポタリング(死後?)するには良さそう。今回は距離があったので、小さい子には十分チャレンジだったろうけど。

投稿: えむとら | 2012-12-01 21:01

おやまあ。ご近所にいらっしゃってたんですねえ。
次回いらっしゃる時は、ぜひお声掛けくださいませ。
今回の行程だったら、帰りピックアップしに行けましたよん。
真壁の街並みは、とても古くて心地よいところです震災の影響はありましたが)ぜひ次回はお立ち寄りを。

投稿: SAYAKA | 2012-12-02 01:15

>えむとら

ここまで整備されているかは別として、廃線のサイクリングロード活用はあちこちあるみたい。あの細長い土地を有効利用するとなると案外メジャーな解決策なのかもね。

>SAYAKAさん

お近くでしたか。真壁の町はほんとに通過しただけなんですけど、感じるものがありました。全線走破はしたので、次回はのんびり行きたいものです。

投稿: ritz | 2012-12-02 16:02

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 121123-25 上野沼キャンプ場・つくばりんりんロード:

« 超軽量BC用ポール -Broad Peak Carbon Pole- | トップページ | 121228 尾瀬岩鞍・西山BC »