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2013-02-21

130217,21 テレ練@イエティ

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テレマークを習得することにした。

ずっと道具は持っていた。記録を調べてみると、2002-2003シーズンに揃えたようだ。ちょうど10年前だ。引退したゲレ板(IDone 初代FR)にロッテフェラーのチリ、ブーツはスカルパのT2。確か、国道沿いに移転する前のラッピーで買ったと記憶している。買ったその日に五竜のナイターで滑り、数年後にウロコ化してツアーで2回(ヤナバ~白馬四十八池)ほど使ったきり、ここ5,6年ほどご無沙汰だ。

それが何故また乗ることにしたのか。それはやはりウロコなのだ。ウロコには憧れがある。今時はダウンヒル志向の強いテレマークが盛んだが、やはりヒールフリーの最大のメリットは登り下りをシームレスにこなす能力だろう。それが最大限に発揮されるのがウロコを使ったツアーだ。雪質や斜度を選ぶだろうが、登りと下りが分断されない気持ちよさというのを追求してみたいと思った。

理想は、シールなし、クライムサポートなし、ブーツのウォークモードなし。つまり登りと下りで、道具のモード切り替えを一切しないことだ。そういう意味ではBCクロカンが究極の姿となりそうだが、まずはテレマークで滑れないことには始まらないので、練習することにしたのである。

ゲレンデで滑ったのが10年前に1回、ツアーではアルペンターンしかしなかったのだから、ほぼ初めてまじめに取り組んでみた。

◆1日目(2/17)

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イエティのオールナイトでスタートだ。AM4:00に滑走開始。理論はともかく、まずは滑ってみることにした。斜度は緩いし、思いのほか雪質が安定していて滑りやすい。好条件で練習できそうだ。

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イエティらしからぬ雪の量だ。南岸低気圧が何度も通り過ぎ、寒い日が続く今シーズンはイエティにとって恵みの年になったようだ。

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数年の時を経て、突然叩き起こされた板。ナチュラルロッカーと呼んでいいほどへたってはいるが、体にはやさしい。

肝心のテレマークターンだが、アルペン経験者にありがちらしい、外脚で踏ん張って形だけテレマーク姿勢のようなことしかできない。両足荷重だというのだが、内脚はまったく機能していないようだ。そもそも、静止した状態でやや爪先立ちの姿勢を強いられ、そこから板を踏もうと踏ん張ると大股開きになって転びそうになる。それっぽいリズムでターンを繋げてみるが、まったくもって不連続。姿勢が崩れてポールプラントさえまともにできない。正直もう少し出来るだろうと思っていたが、大いに裏切られた。それでも、まぁ最初からうまくいくわけは無いと思い直し、あまり考えずにとにかくヒールフリーに慣れることを優先に滑った。

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そんなわけで夜は明けていく。中々見事な朝焼けだった。

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結局AM6:30まで滑って終了。練習1日目は何も掴めずに終わった。

帰宅してから、何が間違っているのだろうかといろいろ考えた。本やWebなどでうまい人の滑りをくりかえし眺める。そこで、一つのことに気が付いた。どうも自分は足を前後に開くことばかりに気を取られているようだ。うまい人を見ると、しっかり上から板を押さえているように見える。そして、押さえたことによって自然と内脚の板が後方にずれてバランスしているように思えた。実際に体を動かしてみると何となくよいイメージだったので、次回試すことにした。

◆2日目(2/21)

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早く試したくて、4日後にまたイエティなのである。アルペンではもう練習にはならないが、テレなら丁度良い。今度は昼間だから中級コースも滑ることができる。コース長は短いが、とても練習になった。

さて、まずはイメージした動きを実際に雪上でやってみる。緩斜面で直滑降しながら、ブーツを押し潰すように荷重し、その結果板が後ろにずれるというイメージで左右交互に試してみる。すると、ブーツの蛇腹が気持ちよく曲り、母指球あたりに雪面を捉える感覚が伝わってきた。いい感触だ。

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調子に乗って、中級コース(C,D)を繰り返す。斜度に対する恐怖感は無い。ターンしてみる。時々それっぽいターンが決まるが、長続きしない。丸いターン弧にならず、ワイパー滑りになることが多かった。それでも1日目よりは進歩したと実感し、とにかく数を滑ることにした。

そのうち、ターンがうまくいくスピードとターン弧の条件が決まっているような気がしてきた。ある条件にハマるとうまくいくのである。どうやら、荷重の動きがワンパターンなのだ。アルペンでも、スピードやターン弧、斜度や雪質に応じて、エッジの角度や重心の動きなど、無意識に細かく調整しているはずである。しかし慣れないテレマーク、荷重することに集中するあまり、その微調整が出来ていないように思われた。

そこで、敢えてアルペンターンに戻り、そこから徐々にテレマーク姿勢を入れていくようにした。スピードが遅く、浅いターンでは深くテレマークを入れる必要はない。スピードが上がり、ターン弧が深くなれば自然と深いテレマーク姿勢になる。考えてみれば当たり前のことが出来ていなかった。また、不連続で急激な荷重を避け、滑らかな荷重を心掛けた。

何度か繰り返していくうちに、内脚で荷重する感覚が刷り込まれてきた。ターン後半でブーツとともに押さえつけられた内脚のスキーがターン切替で解放され、弾むように次の外脚になるべくシュッと前に出る感覚も何回か体験することができた。大収穫だ。

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その後は気分よくC,Dコースを繰り返す。PM2:00まで滑って家路についた。まだまだ不完全ではあるが、テレマークターンの面白みというのが少し分かってきた。何とかツアーで楽しめるレベルにまで上達して、春のウロコシーズンに備えたいと思う。

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