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2014-01-03

140103-06 志賀高原

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定番の地。そしてファットBCクロカン見参。

何だかいつも同じところで芸が無いのだが、いろんな斜面を渡り歩きたいとなると、どうしてもここになってしまうのだ。そうは言っても少し変化を付けたい。ということで、初めて発哺ブナ平の宿を取った。

ブナ平はいつも通過するばかりだったが、子供を練習させるのには最適な斜度と広さだし、ゲレンデサイドの宿は準備に時間がかかる子連れにはありがたい。それに低標高エリア(西館~サンバレー)を久々に滑ってみたくなったのだ。

そして、ついに手に入れたファットBCクロカンにもチャレンジしてみるのだ。

◆第1日(1/3)

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その割には初日は横手山なのだった。それにしてもこんなに天気のよいハイシーズンの横手山なんていつぶりだろうか?いつも吹雪いている記憶しかない。

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妙高から北アルプス方面パノラマ(クリックで拡大スクロール)

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横手山は下半分は緩斜面なので練習にはよいと思ったが、少し斜度が緩すぎたか。特に迂回コースは平坦すぎてかえって疲れてしまう。どうりで人がいないわけだ。眺めがいいし、もう少し斜度があれば良いコースになるのだが。

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午後は横手山山頂へ。このリフトも強風と極寒のイメージだ。だからこそこのような樹氷が出来る。でも今日は別、青と白の世界。

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山頂からは夏に登った苗場山がどっしりと腰を下ろしていた。あの湿原=雪原はBCクロカンで徘徊したら楽しそうだ。今は風にたたかれて硬い雪だろうから、春の暖かい時期に行ってみたい。

結局リフト終了まで滑って、ブナ平の宿にチェックイン。

◆第2日(1/4)

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宿はアルペングローというところ。設備が古かったりするけれど、宿のスタッフの対応も良く、何よりリーズナブル。そしてこれ以上ないゲレンデアクセス。いつでもすぐ戻れるという安心感は大きなアドバンテージ。ファミリーにはうってつけの宿だと思う。

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さて、今日は昨日と変わって天気が崩れる予報。何本かブナ平でウォーミングアップした後に、西館へ。すぐに雪は降り始め、段々と強まってくる。西館のトップはすでにガスの中だった。それにしても西館を滑るのは久しぶりだ。ここは3月末でいち早く営業を止めてしまうので、GWは滑ることができない。クワッドがかかり滑り応えのある斜面が多いのが好きで昔はよく滑っていた。ま、今日は迂回コース専門だが。

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速めのお昼休憩を挟み、午後は東館へ。彼のタマゴゴンドラは健在だった。だいぶ老朽化しているが、架け替えはあるのだろうか?架け替えるのならゴンドラでなく、フード付きクワッドでも良い気がするがどうだろう。

東館を一本滑ると、みんな部屋に戻るという。そんなわけで午後2時過ぎからBCクロカンタイムとなった。

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そしてついにこれ、Voile VectorBC + クロカンを試す時がやってきた。幸いなことに宿の前にはクロカンうってつけの緩斜面が広がっている。思い切って滑り出す。

ヌルヌル!そんな表現がぴったりの操作感覚。MADSHUS ANNUMで感じたズレズレ感がさらにパワーアップしたのだ。ところがこの感覚が柔らかい雪にマッチする。薄いパウダーでも浮遊感を得られるのはこのヌルヌルのおかげか?ヌルパウと命名する。

ターンをしてみる。無理にターンを決めようと思わずに、ずれていく板に身を任せつつもコントロールしながらターン弧を描いていく。気持ちいい!調子づいてブナ平下部のミニジャイアントにも足を延ばす。それなりに急で凸凹もできているが、何とか乗り切れてしまった。

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ブナ平の上にかつてのコースと思われる切り開きがあったので、少しハイクして滑ってみた。ここ2,3日の新雪が積もっている。滑り出すと想像以上の板の浮きにびっくりして、思わずアルペン滑りになってしまう。ただでも足場の安定しないパウダーの上で、さらに安定しないものの上に立つというのもまたおもしろい。

当然のことながらリフト終了まで滑り。大満足のうちに宿に戻った。

◆第3日(1/5)

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この日は最高のパウダーが待っていた。昨日から降った雪は風も無くふんわりと堆積していた。気温も低く、本当に吹けば飛んでいく綿毛のような雪。そして薄日の射す穏やかな天気は雪を良い状態に保ってくれた。

当初は天気予報が悪く、丸池やサンバレーで小さく遊ぶつもりだったが、こんなコンディションではもったいない。ブナ平から大移動をかけて滑り込むプランに変更。楽しそうな斜面をつまみ食いしていく。最終的には奥志賀まで足を延ばした。

一番コンディションが良かったのは焼額から奥志賀だろう。人も少なく、まだ沢山ノートラックが残っていた。雪も良いから、子供達も大いにバフバフを楽しんだ。

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そして、僕が隠れた名斜面と思っている奥志賀第6ゲレンデ(週末・祝日のみ営業)。ここまで一直線で一定斜度で幅のある1枚バーンはなかなか他にない。そしてこの人の少なさ、そしてこのゲレンデを回すためだけにあるリフト。初心者がスピードや新しい技術にチャレンジするには最適と言える。当然リピート。最初は怖がっていた次男も最後には1本通しで自力滑走できた。

個人的にはクロカンでも滑りたかったな。

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焼額のロングコースもガンガン滑らせる。

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そして奥志賀・焼額で欲張って滑ってしまったため、日は傾き、滑ってブナ平に戻れなくなってしまった。シャトルバスで発哺温泉まで移動。

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バス停から宿まではスキー場内なので、こんな夕景を見ながら暗闇スキー。ヘッデン持ってくれば良かった。

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無事宿着。

◆第4日(1/6)

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一番寒かった日。お昼になっても標高の低い蓮池の温度計で-11℃。風も強く、下の方で遊ぶべき日。それにしても寒すぎで、あまり滑らなかった(僕以外は)。

午後はまたまたBCクロカンタイムとなり、人が少なくて雪がどんどん積もっていくゲレンデを滑りまくる。ファットBCクロカンについて、2日目と合わせていろいろなことがわかった。

  • 雪が柔らかければ何の問題も無く滑れる。
  • パウダーもバランスがややとりづらい以外、通常のファットと変わらない。むしろ浮きやすく感じる。
  • パウダーでも板が沈んでしまうと板を無理に回せなくなるので、縦目の浅いターン弧がよい。
  • 硬い雪でも滑れないことは無いが、踏んでも踏んでもズレていく板を押さえる筋力が必要。
  • アイスバーンは近寄らない方が良い。

要約して言えば、雪が柔らかければ使えるよ、ということになる。何のヒネリもないありきたりの結論になってしまうが、一方で使い道もあるということも示している。事実、僕にとっては不安より期待が膨らむ結果だった。

太くて重たい板(といっても普通のファットよりは細くて軽い)にクロカンという組み合わせは、軽快さを第一義とする人にとってはナシという評価だろう。だが、重い道具(アルペン・プラテレ)からやってきた僕にとっては、条件次第で十分アリだと感じている。

◆総括

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4日間、例年になく広範囲に移動して楽しむことが出来た。次男もだいぶ慣れてきたようで、次回以降は紐なしで行ける範囲も広がりそうだ。小さいうちはあれこれ細かいことを言うよりは、いろんな斜面を滑る機会を与えた方がよいと考えているので、長い距離バリエーションに富んだコースを選べる志賀高原は最適と言える。もう少し滑れるようになれば、今退屈気味の長男も楽しめるようになるだろう。

一方、個人的にはファットBCクロカンという新たな武器を得た。欠点はあれども、クロカンならではの軽快さとファットならではのパウダー走破性を併せ持つ魅力は大きい。厳冬期の今こそ、その威力を発揮すると思われ、近いうちにツアーを計画することにした。

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