140308 栂池高原 (てれまくり)
この週末は滑り仲間の結婚祝いで白馬入り。スズキさん、タベイさんと滑る。個人的にはBCクロカンのゲレ練がしたかったので、ゲレンデならどこでも良かった。そこで『てれまくり』が開催されていたので栂池へ。とは言ってもお金出して参加するわけではなく、出展ブースを巡って情報収集するのが目的。
そんなわけで、まずは滑る。道具はBCクロカンの僕、ファットプラテレのタベイさん、ファットATのスズキさんと三者三様。
タベイさんの提案で、朝イチのチャンピオンゲレンデに向かう。これが大いにアタリだった。昨晩降った雪は、グルーミングされたバーンに15センチほど積もり、BCクロカンにとってはまさに最高の条件。
斜度は平均26度とそれなりに急斜面なのだが、ワイドかつ徐々に緩む斜度構成で思いっきり飛び込んで行けた。何より足元が最高の感覚。ターンをするたびに心許ない道具に身を預けるスリルと、サラサラのパウダーを巻き上げる快感がゴチャ混ぜになってシアワセが訪れた。アルペンだったら直線的にガーッと滑って終わってしまうようなコンディションで、道具が違うだけでこんなに楽しめるのかと思い知ったのだった。
まぁ、スピードが速い他の2人についていくのは大変だったが、それがかえって良かったのかもしれない。必然的にアグレッシブな滑りになったようだ。
パウダーを滑ろうとこの斜面にやってくる人は居ないようで、5,6本ほど楽しんだ。その後は白樺やハンの木へ行ってみるが、雪は踏み固められ、一気に難しいコンディションに様変わり。修行の時間となった。
頃合いを見て『てれまくり』会場へ。去年は行ってないが、何となく規模が小さいような?それでも気になったところをいくつか回ってみる。
Ski Trabの新しい金具TR2が気になっていたが、来期は日本ではリリースされないことは事前に調査済。その理由がSCARPAの専用ブーツが日本でリリースされないからとのことだった。それを確かめるべくSCARPAのブースへ。
対応していただいた方によると、まだ日本での需要が見込めないことから導入を見送っているとのこと。ユーザからの引き合いが多ければ再来期以降あるかもしれないので、強く要望しておいた。
で、それだけでブースを立ち去るのアレなので、少し気になっていた超軽量Tech対応ブーツ、Evo F1を試し履きしてみる。これが何とも調子が良かった。片足1キロ足らずのブーツはいかにも足型を選びそうな形状をしているが、妙にしっくりきた(サーモインナーではある)。
そして気に入ったのがハイクモードと滑走モードの切替機構。普通のATブーツにある切り替えレバーは無く、踵をTechビンディングで固定すると自動的に滑走モードに切り替わる仕組み。これは山岳レースをターゲットとしてるモデルのため、ハイク⇔滑走の切り替え時間を短縮するのが目的。だが、僕にとってはATスキーでのウロコ板活用に好適と映った。ウロコ板は歩きと滑走をシームレスにこなすことに醍醐味があるのだが、ATで使った場合、いろいろと切替儀式があって興ざめなのだ。その儀式の一つを省略できるのは大きい。板を外すことなくハイク⇔滑走切り替え可能なTechビンディングを使えば、よりストレス無く切り替えられる。今時、テレビンディングでさえモード切替があるのだから、ほぼ同等の扱いでATウロコが実現するわけだ。
俄然、欲しくなってしまった...。
と、思わぬ収穫(?)があった1日だった。夕方からは、かつての雪乞いの集いのメンバーで結婚披露パーティ。久々に顔を合わせた人もいて、楽しい時間を過ごさせてもらった。
| 固定リンク
「スキー(ゲレンデ)」カテゴリの記事
- 160213 かたしな高原(2016.02.13)
- 160402-03 志賀高原(2016.04.02)
- 160329 富士見パノラマ(2016.03.29)
- 160319-20 鹿沢(2016.03.19)
- 160315-16 志賀高原(2016.03.15)
コメント