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2014-04-27

140426-28 焼石岳 -第2日-

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焼石岳北西面周遊ツアー。

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2日目の朝。春霞のせいか、元気のない日の出で一日が始まる。今日は終日フルに行動できるので、昨日目をつけていた南本内岳北面と焼石岳~西焼石岳にかけての南面を狙う。テン場は移動するつもりが無かったのでサブザックで身軽に出かける。

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まずはウォーミングアップがてら、周囲を散策してみる。鞍部にある無名の沼は少しずつ溶けて、雪面が青白く透き通ってきれいだった。近づきたかったけれど、踏み抜きそうなので遠巻きに眺める。

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そして1本目は昨日気持ちよかった南本内岳東面を降りる。朝日を浴びてすでに滑り頃の軟らかい雪になっていた。標高差200mほど落とす。

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地図上では等高線がヒダヒダになっている場所もあまり気にならない。一方斜度の緩急はいい感じでリズムを刻んでいて、楽しく滑り降りることができた。

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そして南本内岳北面。写真だとだだっ広い平原に見えてしまうような一枚バーン。いざ現地に立ってみると、想像以上の広がりを感じた。

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少し降りて南本内岳を仰ぐ。北面の雪の緩みも十分。

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斜面はまだまだ続く。

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ま・ん・ぞ・く

ただし僕のテレ技術では一気に通して滑ることができなかった。余計な力が入ってしまい、どうしても一呼吸入れる必要があった。もっとリラックスして滑られるようになりたい。

標高1250mの台地状のところまで下り、これからのルートを考える。狙っていたもうひとつの斜面は焼石岳の反対側に位置する。近いのは登り返して直線的に向かうルートだが、イマイチ面白みに欠ける。地図をもう一度見直すと、反時計回りに裾野を回り、良さそうな斜面をつまみ食いしてアプローチするルートが浮かんできた。

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ルート全図。番号は滑った斜面。(2)を滑った後、(7),(8)を滑るために(3)~(6)をつまみ食いしながら移動した。

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少しだけ藪をかきわけ、北西側に回り込む。

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(3)の斜面。今まで滑ってきた東側とはだいぶ趣の違う斜面だ。山頂部がなだらかで次第に谷に向かって険しく急になっていく東面に対し、西面は上部ほど急で裾野に行くほどなだらかで広い斜面が広がっている。雪付も良く、滑走欲をかきたてる斜面がいくつもある。

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(4)の斜面を登行中に振り返った下部斜面。どこまでも滑っていけそうだ。端正な山容の三界山を正面に見据える。

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(4)を下から。沢状地形から一気に広がる斜面に思いっきり大きくロングターンしたつもりだがまだまだ。

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北西面のパノラマ(クリックで拡大スクロール)

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(5)の斜面。こちらも沢状地形からフラットバーンへの展開。

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焼石沼(雪の下)付近から焼石岳を望む。この付近にはモービルの古いトレースがあった。秋田県側からの入山だろうか?

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(6)の斜面を上から。どこまでも滑ってゆきたい。今回は3pin革靴だが、BCクロカンでも大いに楽しめそうなところだ。というかBCクロカン向きである。尾根上のフラット斜面はやはりいい。

段々と贅沢になり、さらに良い斜面を探して彷徨う。しかし、等高線的に期待していた西焼石岳(1511mピーク)の西面は思いのほか雪付が悪く、素直なラインで滑れそうにない。さらに上部は雪融けが進んで標高差も取れ無さそうだった。

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結局、良い場所を探し続けて当初の目的である南面まで回り込んで来てしまった。次第に横岳も見えるようになる。

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(7)の斜面を上から。アルペンなら何てことはないが、テレでは程よい緊張の斜度。谷にダイブするような感覚でドキドキとワクワクの中、一気降りする。滑り終えて思わず『ヤッター!』と叫んでしまった。

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気を良くしてもう一本。(8)の斜面。こちらもナイス。

もう一度登り返してトラバース気味にテン場へ戻る。時間は午後2時過ぎ。テン場周辺で遊ぶことも考えたが、2日間持った好天もそろそろ下り坂。予報では明日は曇りと出ている。それに加えて風が強くなるとのこと。どうやら明日は森林限界以下で遊ぶ方が幸せになれそうだ。そこで、避難小屋まで下ることを決断。急いで荷物をまとめて出発。

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姥石平から焼石岳を振り返る。

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避難小屋まではフラットな雪面を歩いたり。

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意外と滑り応えのある小屋前の斜面。フィルムクラストが心地よかった。テント装備を背負っていてももう不安は無かった。

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銀明水避難小屋着。トイレもあり、清潔に管理された小屋だ。貸切かと思いきや、少したって仙台のどこかの高校の山岳部がやってきた。合宿らしい。山なんか(ましてや雪山)登りそうにないイマドキの高校生が青春しててちょっと羨ましかった。

今日は焼石岳の裏側を少しだけ覗かせてもらった。想像以上のスケールの大きさと懐の深さにはしてやられた。この山は中心となる大きな山体があるわけではなく、小さな火山の集合体だ。それが地形を使って遊ぶ僕らに格好の遊び場を提供しているのだった。

明日はブナの森で遊ぶつもりだ。

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