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2014-07-03

140702-03 鳥海山 -第2日-

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文殊岳ロングラン。

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2日目の朝。昨夕の日没同様、弱々しい日の光で始まる。しかし、上空は良く晴れ、夏らしい一日になりそうだ。

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そして、朝日を浴びながらの御浜小屋周辺の散歩は最高に気持ちがいい。空気が澄んで高度感もあり、日本海の青、草原の緑、残雪の白、草花の黄色が目に沁みる。最高の撮影タイムでもあり、えむとらが精力的に動き回っていた。

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そんなわけで早立ちする気にもなれず、のんびり肉入りラーメンなどを作ってゆっくり食事をとる。

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こんな風景を目の前に食事をするのだから、急げと言うほうが無理だ。

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ここは楽園か。

のんびり3時間ほど。といっても時間はまだ午前7時半。ぼちぼち出かけることにする。今日は昨日目を付けた文殊岳直下から南西面を滑るつもりだ。

(ココから先写真4枚は間違ってミニチュア撮影モードになっています。見苦しくてスミマセン。)

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出発に際し、何故か稲倉岳に念を送るえむとら。確かに神々しい山容ではあるが。

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御浜からは素直に扇子森経由で文殊岳に向かう。昨シーズンはガスの中歩いたのであまり記憶のない道だった。行ってみると風食地形がすばらしかった。普通なら日本アルプスなどの高山帯に見られる風食裸地が、標高1800mたらずの扇子森頂上付近に綺麗に並んでいる。日本海からの強い風をまともに受けるからなのだろう。

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扇子森を越えた東面にはべったり雪が着いており、さっそく一本滑る。ちょっと硬くて苦労した。

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そして七五三掛へ。ここからは岩登り。高度感が増して楽しいところ。

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稲倉岳から千蛇谷の斜面は、やはり昨シーズンよりは雪が少ない。それでもまだ滑走可能なラインはいくつか見受けられた。

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文殊岳への岩登りは高山植物の宝庫。鳥海山固有種のチョウカイフスマ。

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文殊岳の頂上を過ぎると、目的地と思われる雪渓が近づいてきた。意外と幅は広い。途中から斜度が増すため、先が見えない。繋がっているのか?

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繋がっているのなら、あの雪渓の末端までは滑ることができそうだ。標高差にして550m。なかなかのロングランになる。雪渓末端には池塘群が見え、そこで休憩したいという欲求も湧いてくる。

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登山道から一番近いエントリーポイントへ。背の低い草地を30mも歩けば、苦なく雪上に立つことができた。

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雪は柔らかい。スプーンカットも浅いようだ。最初は細いが、すぐに大きな雪渓と合流して大斜面となった。

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まるでスキー場の一枚バーンのような斜面を日本海をバックに滑って行く。このあたりまでは雪も良かったが、この先酷いスプーンカットに悩まされる。それでも全面という訳ではないので、場所を選べば何とかこなすことができた。

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斜度もあり、厳しかったところ。何とかスキーヤーズライトに逃げて滑り降りた。

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繋がっているか心配だった場所も、5m幅ぐらいで滑走可能だった。まさにスキー場のコースのような雪渓形状。特に雪が多い訳ではない年でも、7月にこの距離と標高差を取れるのはすばらしい。それも南西面という日当たりの良い場所だ。

最後のほうは滑りも慣れてきて、荒れた斜面でもこなせるようになってきた。怖がらず、大胆な重心のクロスオーバーが安定した滑りにつながることを再認識した。これはアルペンと同じだ。

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雪渓の末端まで来ると、先は夏。岩がゴロゴロした渓流になっているのだった。

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そして楽園へ。ちょうど昼時。食事をとり、昼寝をする。いつまでものんびりしていたい場所。そう思わせる場所が今ツアー中いくつもあったが、ここは別格だった。文殊岳からの滑降を終えて充実感に浸っていることも大きな理由。許されるなら、ここにテントを張りたい。

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そうこうしているうちに気温上昇にともなう上昇気流からか雲が増え、酒田方面から山の斜面を立ち昇ってくるようになった。行動を再開し、二の滝口登山道へ合流。この付近もまだまだ滑ることができる雪渓があちこちと。斜度的にもクロカン向きで、時間があったら一本一本滑ってみたかった。

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霧が立ち込める中、鳥海湖へ登り上げる。この南東面のスロープはとても素直な一枚バーンで、一本滑ってみた。標高差も100m弱とちょうど良い。

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御浜小屋に戻り、荷物をまとめて改めて出発。きっと来年もお世話になるはず。

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帰りは吹浦口ではなく、象潟口へ。賽の河原までは板を担いで、そこから先は標高1450mほどまで滑って行けた。ただし雪の状況はさらにハードで、まともにターンできなかった。

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あとは夏道を歩いて象潟口、そしてブルーラインをてくてく歩いて吹浦口へ。1泊2日で限られたエリアだったが、とても充実した2日間を過ごせた。

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2日目のトラックデータ。

昨シーズン初めて訪れたこの時期の鳥海山。まだ静かな夏山をスキーと花を同時に楽しめる贅沢は、やはり他では得難いもの。来年はどんなルート、斜面で遊ぼうか。

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