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2015-06-25

150624-25 鳥海山 -第2日-

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2015シーズン〆の一日は東面へ。

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夜明け。それほど寒くなかったせいか、露天でゴロ寝でもぐっすり眠ることができた。目を開ければ満点の星空、それを眺めながらまたウトウトするという、まさに夢見心地の一晩だった。空が白み始めるとあとは速かった。

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朝6時前にはポツポツと登山者が小屋前を通り過ぎる。それを見てスロースタートの僕らも出かける準備をする。予報は晴れベースだが、山では午後を中心に雲が湧きたつ可能性も示されていた。行動は早いに越したことはない。

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河原宿を出て、まずは月山森方面へ寄り道をする。チングルマの群生が朝日を浴びて一際生き生きとして見えた。

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木道脇の涸れた流れにそってお花畑が展開していて、気持ちの良い散歩コースとなっている。

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大雪渓を登ると、内陸部が雲海に覆われているのが確認できた。それに対して沿岸部に雲は無い。日が昇るとともに消えていったことを考えると放射霧だろうか。

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上部の小雪渓を見やると、円弧状のクラックの脇に、昨日の僕らのトラックがうっすらと見えた。

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小雪渓を横断し、薊坂へ取りつく。見上げるような角度ではあるが、登ってみるとそれほど苦にはならなかった。

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というのも、すぐに日本海や庄内平野を見下ろす大展望が展開するので、気持ちも軽くなるのだ。

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そして、何かの横顔のような岩(スフィンクス?)。そしてそこにへばりつくようにして咲く花々。登りのしんどさを忘れさせてくれる要素があちこちにころがっている。

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急登を終えた直後には祠がある。この場所がまた抜群のロケーションなのだ。ここに祠を置きたくなる気持ちはよくわかる。昔の人たちもここで一息ついたのだろう。

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緩やかな草原を少し登れば伏拝岳の頂上だ。千蛇谷から稲倉岳のパノラマが広がる。昨年、一昨年と比較すると雪が劇的に少ない。足下の千蛇谷も細々と繋がっているだけで、ダイナミックな滑走など望める状態ではなかった。

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新山方面。荷揚げのヘリが頻繁に行き来している。千蛇谷の上部は完全に雪が切れている。おかげで何だかクマとか虎の毛皮絨毯(床にべたーっとなっているやつ)ような雪形ができている。

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さて、毎年楽しみなのが外輪山のお花畑ロードだ。ここは何度来ても素晴らしい。海を見下ろせる空中回廊の両脇がお花畑で縁取られていたら、通いたくもなるのも無理はない。

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こういう天然のプランタがあちこちに配置されているのが心憎い。

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ところで、肝心の雪渓の状態は南東面の雪消えが早く、白沢雪渓でさえ途切れているようだ。例年なら、稜線の登山道から板を履いて滑り出せるぐらいの雪はある場所なので少し期待していたが、残念ながら見送ることにした。

その後もいくつか雪渓をチェックしたが、どれもクライムダウンが必要で、簡単にアクセスというわけにはいかない。なるべく雪の消えた斜面を踏みつけたくないので、百宅口登山道から入れそうな、七高山直下の東面を滑ることにした。

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とりあえず七高山には登っておく。

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百宅口方面に標高差50m下ると、登山道のすぐ脇に雪渓が伸びている。そこから七高山を回り込むようにトラバースをかけ、目的の斜面へ出た。ここは、えむとらが2,3週間前に滑っていて、コンディションが良かったという話。確かに雪の量、雪面状態とも両日中で最高のコンディションだった。

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(Photo by えむとら)

ここまで足を延ばした甲斐があった。

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斜面はまだまだ続く。結局標高差400mぐらい滑れただろうか。さすがに下に行くに従って雪面は荒れ気味になっていくが、BCクロカンでも滑れない程ではない。

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お楽しみの後は長い登り返しが待っている。

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それでも、こんな場所をのんびり登れるなら悪くない。

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癒しの百宅道。

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夏空がスキーシーズンの終わりを告げているようだった。

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帰途の薊坂にて旧友再開。瑠璃色のコシロコブゾウムシ。

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河原宿より。今年も大いに楽しませてもらった。来年はどのルートを辿ろうか。やはり御浜小屋泊りは外せない気もするが、もっと東面のルートを滑りたいという欲求も強い。今度は唐獅子小屋に2泊して、集中的に東面を探索するのはどうだろうか、などと今から考えている。

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本日のトラックデータ。

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