161229 奥中山高原
昨日の夏油がイマイチだったので、2日目は違うスキー場へ。といっても、北上からそこそこ近くて、公共交通機関で行けて、オープンしているのは奥中山高原だけ。Webを見る限り、まぁまぁのコンディション。
近くのアメダスデータをチェックすると、一昨日は降り始めから雪になったようで、断続的に降り続き、その後の気温も氷点下で推移している。雪面のコンディションは夏油よりも期待出来そうだった。
そして何より旅心をくすぐるのは、ローカル線でのアクセス。北上~盛岡は東北本線、盛岡~奥中山高原はIGRいわて銀河鉄道、そこからスキー場までは路線バスとなる。今日は装備をクロカンと決め、不要な荷物を盛岡駅のコインロッカーに預けて身軽になって臨んだ。
奥中山高原スキー場にはお得なパック券がある。盛岡からの往復交通費(電車・バス)とリフト1日券、スキー場併設の温泉入浴券(タオルつき)がセットになっていて、3600円と格安なのでおすすめだ。
盛岡から40分ほどで奥中山高原駅着。なかなか趣のある駅で、委託と思われるおばちゃんが常駐している。駅前には田舎の小さなスーパーもあり、いい雰囲気だ。
滑り道具を持って降りたのは僕ら2人以外にスキーヤー1人。すぐに路線バスが来てスキー場に向かった。
駅からスキー場まではバスで10分足らず。しかし雪の量はグンと増える。雪の降り方も激しく、期待が膨らむ。
上に上がってみると、コース脇にフカフカの新雪が!場所にもよるが、クロカン細板だと膝ぐらだろうか。かと思えば、風当たりの強い尾根上は積雪不足によりブッシュと石と変化が激しい。
少し探索して、一番奥に位置した北東向きのゲレンデに良い雪が溜まっていることを発見。都合が良いことに、一本のリフトで別々の圧雪と非圧雪コースを効率良く回せるようになっている。
圧雪コースはどんどん降り積もる雪でイージーパウダーコースになっているし、非圧雪コースはディープ&スティープが楽しめる。あとは2人してひたすら回す。どちらから言わなくても、昼飯抜きになった(笑)。えむとらはガンガン飛ばすので、遅いクロカンの僕はだいぶ待ってもらった。
滑り道具はクロカンで正解だった。深くても、ある程度斜度があればスピードが出て板も浮いてくる。泳ぐように落ちていくパウダーは最高だ。
えむとらの持ってきたARMADAのセミファット(invictus 95ti)も調子が良さそうだった。昨日の超カリカリから今日のパフパフまで幅広く対応しているのは素晴らしい。整地でもキレる太めのオールラウンダーは僕も1本欲しいと思っている。
結局2時まで滑り、温泉に入って盛岡へ。盛岡ナイトを堪能して最終の新幹線で帰京した。
奥中山高原スキー場に滞在したのは5時間ほど。滑っていたのは正味3時間ぐらいだったが、規模の割にコースのバリエーションが豊富で好印象だった。1つのコースの中でも斜度、斜面の向き、ねじれなど変化があり、飽きがこない。なかなか侮れないスキー場だ。
ぜひ再訪したいが、機会は訪れるだろうか。
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コメント
こんにちは。
以前、盛岡ベースで行動した時に候補に挙がりましたが、西側ばかり訪問してしまったので未訪だったゲレンデです。情報ありがとうございます。昼飯抜きが全てを物語っていますね(笑)それにローカル線での移動や割引きっぷなど旅感が最高ですわ。
投稿: マグカップ | 2017-01-25 16:55
マグカップさん
規模の割に楽しめるスキー場でした。豪雪地帯でははいですが、内陸なのでハイシーズンはかなり雪質いいんじゃないでしょうかね。
旅好ききはたまらないゲレンデです。
投稿: ritz | 2017-01-25 23:35